日記の日付を間違えてしまうので対策方法を考える

日記的な文書はファイル名を日付にしているのですが、結構間違えてしまいます。1日か2日ズレてしまうのです。

こういうくだらない間違いをなくすためにコンピューターがあるのであって、こうときこそ有効活用しないとそれこそ宝の持ち腐れになってしまう、と大げさなことを考えていました。

bash や vim のコマンドラインモードで何かしらの短縮入力を登録しておいて スパッと日付が出るように設定すれば良い。

そして小賢しいテクニックを吹っ飛ばすもっともシンプルな解決策としてGoogle日本語入力(IME)が君臨しています。

bash から始める場合

bash は date コマンドがあります。

$ date
2020年 4月 21日 火曜日 14:07:13

date とだけ打つとご丁寧に 曜日や時間、秒まで出力してくれます。現在の私の設定では日本語で出力されましたが、普通は英語で出てくるものであるような気がします。

まあそれは良いとして、他に日付を使う機会もあるので、もう少しシンプルにYYYY-mm-ddみたいな形でさっと呼び出せるようにしておきたいと思います。

ハイフン繋ぎの形であれば、他に日付を扱う場面でも使いまわせそうなので、とりあえず採用。

$ date +%Y-%m-%d
2020-04-21

これを簡単に呼び出せるように .bashrcalias を登録

.bashrc

alias dialy='gvim `date +%Y-%m-%d`.md'

みたいな感じでしょうか。

これで 日記のファイルが入っているディレクトリに移動して bash上で dialyと打てば、ファイル名が現在の日付になっているマークダウンファイルの編集をgvimで始められます。

ディレクトリの移動も含めてしまったほうが便利かもしれませんが、別なディレクトリでやりたいこともあるでしょうから。そこは好き好きで。

vim(gvim)上でやる場合

vimのコマンドラインからファイル名を指定して新しく編集するときに日付がサクッと入力できれば良い、ということです。

vimrc

cnoremap ,d strftime('%Y-%m-%d')

strftime()はプログラミングはよくあるパターンなので覚えておくといいことがありそうです。

Google日本語入力

これが一番簡単かもしれません。きょうと打ってから変換すれば候補に今日の日付がいろんな形で出てきます。

  • 2020/04/21
  • 2020-04-21
  • 2020年4月21日
  • 令和2年4月21日

今までの苦労は何だったのでしょうか。

まとめ

2010年代に入ってからでしょうか、昨今の文字入力のテクニックはプログラミングやタイピング、配列云々よりもいかにIMEの機能を賢く使うかにかかっているに感じます。

まずはIMEでなんとかできないか、そこを探るのが近道かつ汎用性のある方法であると思います。

とはいえ、vim や bash なんかを使っているときにいちいち IME を切り替えるのはうっとうしいですし、直接入力のままスパッと入力できるほうが快感指数は高いです。

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