日本語↔英語。IME を上手く使いたい
英語と日本語が混ざる文書を作成するときは切り替えをスマートにやりたい。
要するに、ストレスなく文章を作成できれば良いという話であり、ここで言う切り替えは IME のオンとオフの切り替えに限らない。IME の中で日本語と英語の切り替えが済むのであれば済ましてしまったほうがいいだろうという考え。
実際にやってみると体感としてはかなり手応えが良い。自分で IME を切り替えるというのはやっぱりけっこうストレスなんだと思う。
例えば、「今日は TEST だ。」という文章を打ちたい。TEST というアルファベット4文字を入力する際、いちいち IME をオフにして直接入力モードに切り替えてからシフトを押ながら T.E.S.T と打つのはめんどくさい。そしてまた IME をオンにして何か入力するとなるとげんなりしてくる。
だからそういうときは IME がオンのまま、TESTと入力(「てst」と表示されている状態)した後は、スペースなどで変換せずに半角英数に変換するキー(Google日本語入力ならデフォルトではF10
やCtrl+T
)を押して変換してしまったほうが良いだろう。この機能はどの IME にも備わっているはず。
これ以外には、GoogleやMozcではシフトキーを押して最初の1文字を打って英語モード的なものを始めるという方法がある。設定ツールの「入力補助」というタブを開くと3つ目の項目が「シフトキーでの入力切替」となっており、「英数字」を選択しておけば良い。
このモード(?)のときに入力された文字は、ローマ字読みで日本語に勝手に変換されず、アルファベットがそのまま表示されていく。シフトは最初の1文字を入力するときにだけ押していれば良い。最初の1文字は大文字になるが、<F10>
を何回も押せば、頭文字だけ大文字→全部大文字→全部小文字→…と切り替えられる。
また、このShiftで始める方法はスペースを打てるので短い英文なら具合が良い。Shiftを を使わない方法の場合、後でスペースが欲しくても変換されてしまう(スペースキーを変換に割り当てていない人は少ないと思う)。とはいえ、シフトスペースで半角スペースや全角スペースを入力できるようにするなど対策しておけば、この不具合は回避できる。
複数の単語が連なる英文であれば IME をオフにしたほうが話が早いが、日本語と英語が混ざるようなときは このように IME の中で半角英数に変換する方法を使ったほうがはるかに楽だと思う。
こうなってくると、またキーマップをどうするかと頭を悩ませることになる。なるべくならデフォルトに近い状態を覚えておいたほうが他人のPCを触ったときに困りにくい。しかし、マイクロソフトとGoogle日本語入力とATOKではそれぞれ微妙にキーマップが違うので、どこでも通用するようなやつを狙うのは最初から無理だ。とりあえずファンクションキーだけはそのままにして後は好きなようにやる。